有機農業セクターは多分に社会運動的側面を持つ業界であるらしく、著者は社会運動論の「フレーミング」と「制度的・組織的ワーク」を組み合わせて使っている📝

二つの制度ロジック（にあたるもの）の析出において組織論・制度論を使う認識利得は何なのか（使わなくても同じことは言えそう、社会運動論だけでもいいのでは？）という議論になった際、
「社会運動論は変化の局面を、組織論・制度論はある（対立や葛藤といった）状態の持続の様相を分析することに優れているのでは」というアイディアが出て、上記のような著者の分析概念の組合せは「それぞれの得意分野を補う」用い方がよく表れているよね、という話になったのが印象的✏️

「したがって、本書の課題解明は、近代日本社会に通底する教育と選抜に対する認識の解明に資するものである。」[15]

読書会楽しみ～！🥳

I can finally start reading the excellent book of historical sociology of education in Japan, written by Prof. Manabu Ishioka, "The 'Entrance Exam Reform' of 100 Years Ago" 📚🙌

Looking forward to the reading club with my friends!

いいな～聞きたかった。。（同じ時間帯で発表だった😭）

8長時間勤務を免れているのは誰か？：非多忙をめぐる個人要因と職場環境要因の分析から　野村駿・菊地原守
9研究動向紹介＝ガート・ビースタの教育理論に関する研究動向と理論的諸課題　松井健人

3ロールズ正義論における自尊・辞書式順序と教育の自由：「藤田―黒崎論争」を介した教育政策論的含意の検討　水本龍志
4社会的公正という視点から「個別最適な学び」なるものを問い直す：「個性化教育」の可能性の所在　澤田稔
5「人間教育法理論」から「公民教育法理論」へ：「主権と人権の密接不可分の連関と緊張」をめぐって　松下丈宏
6科目「現代社会」の変容に見る権威主義型一般的スキル・モード　小原明恵
7学問の自律性と新自由主義／権威主義：社会意識分析の観点から　仁平典宏

As I‘d like to study complex relationships between centralization and decentralization of education administration in East Asia at a historical and comparative viewpoint, this is an attractive topic🔥

I really appreciate the precious discussion with international scholars at JEAS☺️✨