コンテンツがコミュニケーションより重視されるのは、コンテンツのほうがお金になるという資本主義的な側面もあるだろうが、コンテンツに対する信仰のようなものも根本にある気がしている。

コンテンツを本気で生み出そうとした経験がある人じゃないと「コンテンツはコミュニケーションに勝てない」という感覚、たぶん持ちづらい。そして前衛的になるほどコンテンツはコミュニケーションそのものに近付いていくことを、頭ではわかっていても肌感覚でわかっている人は限りなく少ない。

今を生きる人はTwitterの別バージョンを求めるけど、未来が求めているのはたぶんTwitterよりも新しい存在なんだよなぁ。

とは言いつつも、このTwitterのカウンターでしかないコンセプトのままでは厳しいような気もする。Twitterに対する野党でしかなく、何かを変える主体ではない状態だと、Twitterの失策でしか盛り上がれない。

Blueskyには、Twitter的な方向にはいかないでほしい。インタラクティブで即興的な、一回性の楽しさを強化していってほしい。

サービスの軸がコンテンツかコミュニケーションかという点でよく考える。

曖昧ではあるけど、Twitterはコンテンツ寄りのコミュニケーションから、コミュニケーション寄りのコンテンツにどんどん変わっているように思う。インタラクティブであることより、発信単体の質が重要になってしまい、妙な居心地の悪さを生み出してしまう。でもライトなコンテンツにしかなり得ないので、戦場としてはヒリつきがなく物足りない。

まぁお金になるのはコミュニケーションよりコンテンツなので、それは以前の体制でも上場した時からの宿命だったかもしれない。

理想的な着地点としては、共通プロトコルをいろんなサービスが簡単に使えるようになることかなぁ。サービスごとのタイムラインを代替するような。

呼んでいただきました！

いつ行っても熱狂を感じられるような同期コミュニケーション重視のテキスト系サービスが現れたら、大きく時代が変わると思ってる。

Twitterのような非同期コミュニケーションサービスの限界を感じている。

Twitterみたいなサービスの分散型が普及するんじゃなく、これからいろんなサービスにTwitter的な非同期コミュニケーションの要素が偏在していく形で分散していくんじゃないかと思ってる。

でもあんまつぶやかない気もする

Bluesky始めました