見て！鹿児島といえばしろくま！桜島の北岳と南岳を背景にしたしろくまちゃんだよ。

錦江湾（鹿児島湾）の海上、雄大な桜島を背景にしてレズビアンフラッグ（プライドパレードの参加のために持参）をはためかせてみました。とくに意味はないかも…しいて言うならレズビアンの不可視化に抗う、とか？

錦江湾の上は風もほどよく穏やかで船はゆっくり進み、気持ちよかったです。

ちなみに、文鳥のお気に入りのキャラは八坂さんです。彼女は可愛らしい見た目のいわゆる「ぶりっ子」、異性愛の文脈で、いつも複数の男性たちに秋波をおくる人。家庭環境に問題があって親から十分な関心を向けられたり世話をされたりしておらず、それゆえに人からの承認に人一倍敏感な感受性をもっている人。

文鳥がとりわけ好きなのは、彼女が、円満な家庭と地域のコミュニティですくすく育てられた主人公のみつみに向かって、「他人からの承認が気にならないくらい愛されて育ったんだね」と言ってのける場面。この発言、他人、とりわけ親など重要な他者から愛されない人がいると示している点がすごく重要だと思うんだよね。

『青野くんに触りたいから死にたい』11巻で好きな場面はここ。

子ども時代の、トラウマをともなう記憶を青野が回想するのをじっと聞く優里の姿勢が好ましいと思った。優しいっていうのはまさにこうゆうことだろうって感じられた。