漫画『あさやけリフレイン』が凄かった！

DTM女子とVtuber女子がバンドを始める物語。繊細な絵と印象的に「リフレイン」される表現にゾクゾクさせられた。これは推したい作品！

『煙色のまほろば』がかなり良い！

就活苦戦中の大学四年生と家族におばあちゃん扱いされてモヤモヤしてる70歳。二人の女性がタバコを通じて仲良くなるのですが、それが高じて「最高の一本」を求めて色々なチャレンジを始め、その過程で70歳は本来の型破りな性格を発揮し、一方で大学生はぼんやりしていた自己像…自分の良さを発見しつつある。

意外な表情、至福の一服のヤバいほころび方、そしてお互いを大切に思うあまりにも強い思い…驚くほどに感情が強く動く作品です！

『たゆたうふたり』1巻が良すぎる。

大学の先輩後輩がルームシェアを始めるまでの第1巻なんですが…

前情報なしで1話から2話まで読むと、二人が何を専門にしている人なのか、何に拘りがあるのか少しずつ、そして細かな部分まで描かれて面白い。

その上で後輩が怖そうな先輩に惹かれてゆく事になんとなく説得力があって、そんな「惹かれの描かれ方」も良い百合漫画です！

『そしてヒロインはいなくなった』4巻完結。

「自分は女を魅了して離すことはない」という自信を持っている男うざいよね大嫌いです（大声）

そんな男に魅了されて、適当にあしらわれながら忘れられないでいる、歳の離れた二人の女性の友情の物語。

ムカつく男、それでも離れられない恋心の葛藤、そして二人の友情・連帯を最後まで辛抱強く描いた怪作だと思います。

サブストーリーの同じ男に二股されていた二人の女性ももっと見たかった！

『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』14巻第69話では、トランスジェンダー男性が体調を崩し、総合病院にかかるもののそこで様々に傷ついて医療不信に陥る様子を描いています。

人をケアする病院が人を傷つけてしまう鈍感さ、しかし患者のケアのために学ぶ中で、自分達の問題に向き合ってゆく主人公をはじめとするスタッフたち...

前を読んでいなくてもある程度読めるので、ぜひ読んでみてください（この内容は次巻に続くと思われます）

『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』6巻は、話の間に寮生たちの「影響を受けた五曲」という音楽紹介があります。

これ、単にキャラ付けのためにあるわけではなくて、単行本派の人にしか味わえない読みが出来るようになっているので、音楽に詳しくなくてもぜひちゃんと読んでほしいです。

あと台湾漫画好きにも嬉しい部分があります。

きょう行ってきたところです。