引越しされるとは初めて伺いました。
メーカーから「貸与」名義で送ってくる見本CDは、中古屋で引き取ってくれないので処分する時は産業廃棄物にするしかないですよね。もったいないなあと思うけど。（ヤフオクで見かけないわけではないですけど、厳密には違法だよね。）

Appleのサポートの人とお話ししたのだが、ちゃんと復旧させるには、さらぴんのOSの入ったハードディスクを用意して、元のシステムに入ってるアプリを少しずつインストールしながら様子を見る、しかないそうなのだ。いや、そんな手間なことはしたくないのだが、困ったことにOSを乗せられる空ハードディスクが一個あるのだ…。

でも、ウォーホルは自分のスタイルを包み隠さず、ファクトリー体制を構築してその商業的な仕組みを広く知らしめていた。そのうえ、彼の名前は次に来る世代にも広く知れ渡った。江口は自分のスタイルについておそらくは自覚的であることを拒み、商業主義に徹してそのメソッドを喧伝することがなかった。おまけに、彼にとって不幸なことに、若い世代は彼の作品についての興味を、彼の名前に紐づけて継承することがなかった。

つまり、江口はある時代においてはアンディ・ウォーホル的存在だったのだ。オリジナリティではなくて、本人の知名度が周囲を動かし、ムーヴメントとしてのアートを構築していく。違いがあるとすれば、江口には彼独自の美感と、それに作品を閉じ込めていく技量があることくらいだろう。
江口はそういう時代を経過している人だから「なんで今さらおれの絵が問題になるか分からない」と彼が考えていても無理はない。