司書
banner
toquzoguz1055.bsky.social
司書
@toquzoguz1055.bsky.social
民主主義者。ところで、自由主義なき民主主義は対話の地盤が沈下する。一方民主主義なき自由主義は骨抜きにされるかパターナリズムに陥る。

西アジア史、近現代ドイツ哲学などをかじる人文系好事家
UNHCRと国境なき医師団を支援しています

ブログ: http://warraqofwestbank.blog.fc2.com/
Reposted by 司書
"なぜ犠牲と加害は反転したのか? 「過去の克服」の優等生ドイツは、なぜ今批判されているのか?"

"ドイツとイスラエルの特殊な関係をつまびらかにすることで、ガザ紛争を防げなかった世界構造のねじれが見えてくる。『歴史修正主義』(中公新書)で注目された歴史学者が提示するガザ紛争を理解するための新たな視座!"

武井彩佳 『ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係』
comingbook.honzuki.jp?detail=97840...
『ホロコースト後の機能不全 ドイツ、イスラエル、犠牲と加害の関係』
なぜ犠牲と加害は反転したのか?<br>「過去の克服」の優等生ドイツは、なぜ今批判されているのか...
comingbook.honzuki.jp
December 6, 2025 at 4:28 AM
Reposted by 司書
"「分裂期」とも呼ばれた9世紀中ごろの古代チベット帝国(吐蕃)崩壊後から、13世紀前半のサキャ派の台頭までのチベット及びチベット仏教文化圏の形成に迫る。従来用いられてきた文献資料はもとより、2000年以降の新出文献・著者自身によるフィールド調査をふまえ、知られざるポスト帝国期のチベット世界を明らかにする"

井内真帆 『ポスト帝国期のチベット世界』
comingbook.honzuki.jp?detail=97846...
『ポスト帝国期のチベット世界』
「分裂期」とも呼ばれた9世紀中ごろの古代チベット帝国(吐蕃)崩壊後から、13世紀前半のサキャ派の台頭...
comingbook.honzuki.jp
December 6, 2025 at 4:38 AM
Reposted by 司書
December 3, 2025 at 9:09 AM
凡庸で不幸でない人間だって哲学してもいい――あるは、反加担的デモクラシーについて|鉄勒京二 note.com/kyoji_tiele/...

本当はこんなもん書いとる場合ではないんだが、忙しい時ほど執筆が捗る
凡庸で不幸でない人間だって哲学してもいい――あるは、反加担的デモクラシーについて|鉄勒京二
「痛み」の哲学から(一時的に)距離を取ること  哲学の中に、特に一部の大陸哲学に端を発する伝統の中には「痛みや苦しみ、それに類した特殊な経験こそが人を哲学にいざなう」「人生がうまくいかない人のために哲学はある」という発想が見られることがある。  古典的典型例はキルケゴールあたりになるだろうか。個人における価値、社会における価値の問題を扱おうとする思索には、明示的でなくともこの個人的な「痛み」を...
note.com
December 2, 2025 at 7:30 AM
Reposted by 司書
「軍事大国」の陰に咲いた美とは?独自の細密画が発展したオスマン絵画の興亡史
【著者に聞く】『オスマン帝国の肖像 絵画で読む六〇〇年史』の小笠原弘幸が語る、もう一つのオスマン史
jbpress.ismedia.jp/articles/-/9...
「軍事大国」の陰に咲いた美とは?独自の細密画が発展したオスマン絵画の興亡史 【著者に聞く】『オスマン帝国の肖像 絵画で読む六〇〇年史』の小笠原弘幸が語る、もう一つのオスマン史 | JBpress (ジェイビープレス)
オスマン帝国の歴史書を研究するかたわら、たくさんの細密画に出会いました。細密画をはじめとするオスマン帝国の絵画は、帝国の歴史をさまざまに反映しています。絵画を切り口にすることで、新(1/4)
jbpress.ismedia.jp
November 29, 2025 at 8:22 AM
Reposted by 司書
著者見本到着!
今度は、「おうちで飼える!」がテーマ。
古生物監修に群馬県立自然史博物館の皆様。
そして動物病院の獣医師、田向健一さんに飼育監修をしていただきました。
ツク之助さんのイラストでお楽しみください。
発売は、12月3日!
amzn.to/4rqG2PT
November 28, 2025 at 9:59 AM
Reposted by 司書
ちょっと時間があったのでリュステム・パシャ・ジャーミィへ行ってきました。前に訪問したときは工事中で入れなかったのです。
決して大きくはないけれども気品のあるたたずまい。それもその筈、かのミマール・スィナンの手によるもので16世紀なかばのモスク。
これがバザールの二階に建ててあるのも良いのです。生きているワクフ。下町の、俺たちのモスクといった塩梅がいいんですよ。
November 27, 2025 at 3:29 PM
Reposted by 司書
日本アニメの中国公開中止が続き、「鬼滅の刃」こそまだ中止になってないようだが心配するファンも多いようだ。
文化の交流が政治の愚かしさによって阻まれた明快な事例でもあるし、国のトップが支持層に媚びてポロッと漏らした(上に意固地になって撤回も拒んでいる)軽率な発言がもたらした具体的な損害としても過去最大級ではないだろうか。
「現時点では、キャンセルは小規模なコンサートやイベントに限定」と記事にあるが、そういうのこそ長期的には重要な文化交流の礎になるんだし、結局は大手じゃないところから先に「食らう」形になってるわけで、本当ひどい
www.bloomberg.co.jp/news/article...
「鬼滅の刃」中国で大ヒットも日本アニメ公開中止相次ぐ-台湾巡り対立
今月初め、劇場版「鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座(あかざ)再来」は、中国で今年の外国映画興行収入トップとなった。しかし、高市早苗首相の台湾発言を巡る日中間の対立激化が、世界第2位の映画市場でことし飛躍するはずだったアニメの勢いに水を差す恐れがある。
www.bloomberg.co.jp
November 26, 2025 at 3:32 AM
Reposted by 司書
"歴史は何の役に立つのか。素朴な問いを起点に歴史家の仕事(メチエ)を説いた、アナール派創設者の遺著にして二十世紀の古典。解説 池上俊一"

マルク・ブロック/ 松村剛 訳 『新版 歴史のための弁明 歴史家の仕事』
comingbook.honzuki.jp?detail=97844...
『新版 歴史のための弁明』
歴史は何の役に立つのか。素朴な問いを起点に歴史家の仕事(メチエ)を説いた、アナール派創設者の遺著...
comingbook.honzuki.jp
November 26, 2025 at 5:29 AM
「公儀の側は、百姓の力に依拠しながら、厳しい刑罰体系をもって領域の統治に臨んでいた。百姓たちは自らの判断で自力の処理か公儀への依存かを選択していた。近世の公儀の法度と村の掟は、相互に依存しあう関係にあったとみるべきだろう」(水本邦彦『村』p.99)
November 25, 2025 at 11:13 AM
Reposted by 司書
早川書房版の解説のいい加減さと訳者の妙な反共思想への不信から、比較のために岩波文庫版を買い直して読んでみたら、段違いの読み易さと脚注の豪華さと解説の充実さだった…。っていうか、早川書房版の訳者の人、オーウェルの研究者とかじゃなさそう。

岩波文庫版の訳者川端康雄氏はオーウェルの研究者で、一つ一つの説明(豚の種類とか)が丁寧で詳細。何よりオーウェル大好き感あって良かった。

あとちゃんとヴォルテールの言葉として伝わったと誤って書かれた部分が、ヴォルテールの著作で確認できていないと注釈付いてた。
www.iwanami.co.jp/book/b247405...
動物農場/ジョージ・オーウェル, 川端 康雄|岩波文庫 - 岩波書店
「すべての動物の平等」を謳い産声あげた動物農場.だがぶたたちの振舞は……ソビエト神話とスターリン体制を見事に風刺した寓話. ジョージ・オーウェル 作
www.iwanami.co.jp
November 24, 2025 at 12:21 AM
Reposted by 司書
「積読チャンネル」で『怪獣を解剖する』をご紹介いただきました。超濃厚に語って頂いてすごい聞き応えです!ありがとうございます!

youtu.be/FaR-YtUQ_UY?...
「良い仕事」の正体とは?
YouTube video by 積読チャンネル
youtu.be
November 10, 2025 at 10:30 AM
Reposted by 司書
次回の公開イベント、ひさびさ(?)東京です。
11/28(金)18時から、中央大学(多摩キャンパス)にて。

『モヤモヤする正義』(晶文社)等で知られるベンジャミン・クリッツァーさんと。はじめてお会いするので、どんな議論になるのか楽しみにしています。

いま「正義をいかに語ることができるか」、大事なテーマであろうと思いますし、学会プレイベントですが、どなたでも無料参加可能ですのでぜひ。配信もあります。
pssj.info/program_ver1...
第58回大会サテライトイベントのご案内
pssj.info
November 23, 2025 at 3:45 AM
戦争は人間に道具的合理性を振るうことを強いる。そこではコミュニケーション的合理性は抑圧され、なんなら圧殺される。オデュッセウスが戦争に背を向けた英雄であったこと、帰郷の直前、パイアケス人たちに対して初めて詐術的ではない真摯な自己開示ができたことはかなり示唆的なのだな(これはアドルノ=ホルクハイマーのオデュッセイア読解にケチをつけてる話です)
November 23, 2025 at 11:21 AM
設計主義かつトップダウンの民主主義(フランス革命型)はしばしばストッパーがないと専制的になっていく(ロベピがそれ)、経験主義かつ積み上げ式の民主主義(アメリカ独立革命型)は、鈍重かつ試行錯誤を必要とし非効率かもしれないが、暴走はしにくい。もちろんこれは過度に図式的なのでフランス史・アメリカ史に詳しい人からすると言いたいこともあるだろうけど⋯⋯
November 23, 2025 at 11:13 AM
私は認識的デモクラシー論には二次的にしか興味がなく(もちろん出力される政策がより良いものであるに越したことはないのだが)、デューイやハーバーマスを喜んで読む類の人間なので、その点でヤンの民主主義観は割としっくりくるが、同時に作劇上の都合、「民主主義は効率的で合理的な制度なので民主主義に殉じます!」では格好がつかんだろう(「民主主義にはそれ自体で価値があり、また正当性ある政策を出力できるのは民主主義だけだ」という立場のほうがお話を作りやすい)というのも理解してはいる
November 23, 2025 at 10:57 AM
銀英伝のヤンの民主主義論についてまとめてて(認識的デモクラシー論からは明確に距離を取り、実体的デモクラシー論及び手続的デモクラシー論に近い)思ったんだけど、銀英伝の後半て確かに民主主義対専制の面はあるんだけど、それ以上に「アメリカ独立革命的発想」対「フランス革命的発想」の戦いであるようにも思えるなあ
November 23, 2025 at 10:30 AM
お、フョードロフおるやん
November 21, 2025 at 8:47 AM
Reposted by 司書
"人間の限界を突破し、時空間の無限に到達せよ!"

"宗教哲学者フョードロフの「人類復活」、共産主義者ボグダーノフの「血液交換」、ロケット工学の父ツィオルコフスキーの「完全生物」、生物地球化学者ヴェルナツキーの「精神圏」、歴史学者グミリョフの「新ユーラシア主義」……人間の不死・復活および宇宙進出を謳う「ロシア宇宙主義」。その法外な思想に一貫して賭けられていたのは、個と全体のありうべき関係をめぐる理念、そして「独自のロシア」の構築だった!"

乗松亨平 『ロシア宇宙主義全史 神化思想からトランスヒューマニズム・人新世へ』
comingbook.honzuki.jp?detail=97840...
『ロシア宇宙主義全史 神化思想からトランスヒューマニズム・人新世へ』
人間の限界を突破し、時空間の無限に到達せよ!<br><br>宗教哲学者フョードロフの「人類復...
comingbook.honzuki.jp
November 21, 2025 at 4:51 AM
Reposted by 司書
"個人の自由や多様性を尊重し、合意を模索していく現代社会の基本理念であるリベラリズム。政治哲学や政治思想史、経済学史、法哲学、倫理学などから53のキーワードを精選し、現代リベラリズムの理論的基礎から実践におよぶ包括的な理解をめざす待望の入門書"

宇野重規, 加藤晋, 井上彰 編 『リベラリズム 基礎からフロンティアまで』
www.utp.or.jp/book/b101535...
リベラリズム - 東京大学出版会
リベラリズム詳細をご覧いただけます。
www.utp.or.jp
November 19, 2025 at 10:24 PM
ほう?
November 18, 2025 at 3:40 PM
Reposted by 司書
君塚直隆 『議会制民主主義という神話 ――イギリス近代史の真実』 Kindle版
www.amazon.co.jp/dp/B0G1R73GVV
議会制民主主義という神話 ――イギリス近代史の真実 (筑摩選書)
Amazon.co.jp: 議会制民主主義という神話 ――イギリス近代史の真実 (筑摩選書) eBook : 君塚直隆: Japanese Books
www.amazon.co.jp
November 18, 2025 at 1:50 PM
Reposted by 司書
"ウィーンに生まれ、戦間期の苦境を経験したカール・ポパー(1902-1994)は、哲学者としての人生をいかにして歩み始め、その批判的合理主義はどのように生み出されたのか。自らの人生を振り返りながら、広範囲に及ぶ思想の全体像を語る自伝で、ポパー入門にふさわしい。反証可能性を論じた付録も収録。ドイツ語版の翻訳"

カール・ポパー/ 蔭山泰之 訳 『出発点 私の知的発展』
www.iwanami.co.jp/book/b101533...
出発点 私の知的発展/カール・ポパー, 蔭山 泰之|岩波文庫 - 岩波書店
哲学者が自らの歩みを振り返りながら、批判的合理主義をはじめとする思想の全体像を語る自伝の決定版。ポパー入門にふさわしい。 カール・ポパー 著
www.iwanami.co.jp
November 10, 2025 at 5:46 AM
Reposted by 司書
全くもってその通りなんだけど、それはそれとして「かわいそうだが死んでもらう」は完全に悪役のセリフ
クマ対策の話で「クマをかわいそうというやつはおかしい」みたいなツイートがちょいちょい流れてくるんだけど、別に「クマがかわいそう」はおかしくないでしょ。「クマがかわいそうだから駆除するな」が通らないことがあるだけで。「かわいそうだが死んでもらう」は珍しくない反応だと思うんだけど……
November 10, 2025 at 3:22 AM