タイトルのとおり睡蓮連作がメインの展覧会ですが、いちばん印象深かったのは見上げる構図で描かれたアイリスの絵でした
kyotocity-kyocera.museum/exhibition/2...
タイトルのとおり睡蓮連作がメインの展覧会ですが、いちばん印象深かったのは見上げる構図で描かれたアイリスの絵でした
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『死者のあやまち』「ポアロとグリーンショアの阿房宮」読了
ミステリとしては同じ話の2作で、後者の中編に、警察やポアロの捜査を増量(というか中編にはほとんどない)したのが『死者のあやまち』
さっと解決編に入る中編が好み、という方も多そうですが、捜査のパートもなかなか楽しく、自分の好みは長編(先に読んだってのもあるんでしょうが)
ただ、登場人物の数のわりに読者から見て怪しい人物があまりいないところは、気になりますね
『死者のあやまち』「ポアロとグリーンショアの阿房宮」読了
ミステリとしては同じ話の2作で、後者の中編に、警察やポアロの捜査を増量(というか中編にはほとんどない)したのが『死者のあやまち』
さっと解決編に入る中編が好み、という方も多そうですが、捜査のパートもなかなか楽しく、自分の好みは長編(先に読んだってのもあるんでしょうが)
ただ、登場人物の数のわりに読者から見て怪しい人物があまりいないところは、気になりますね
『ポピーのためにできること』読了
メインの事件が起こるまでは楽しめたのだけど、これって推理できるものなのかな? 見当を付けることならできるけど、それは推理とは言わないと思うのだけど
この著者の第2作も出てるけど、サスペンス小説のつもりで読めばいいのかな
『ポピーのためにできること』読了
メインの事件が起こるまでは楽しめたのだけど、これって推理できるものなのかな? 見当を付けることならできるけど、それは推理とは言わないと思うのだけど
この著者の第2作も出てるけど、サスペンス小説のつもりで読めばいいのかな
『すみれ荘ファミリア』『わたしの美しい庭』読了
『すみれ荘』は、あらすじでは管理人と弟らしき人物の話しか触れられていないけれど、半分は下宿人のエピソード。メインのエピソードはドラマチックに盛り上がるのだけど、一つの長編としてはまとまりが悪いような。
『わたしの美しい庭』も似たような構成だけど(こちらは屋上に神社のあるマンション)、まとまりはいい。大きな盛り上がりはないけど、こちらの方が好み
『すみれ荘ファミリア』『わたしの美しい庭』読了
『すみれ荘』は、あらすじでは管理人と弟らしき人物の話しか触れられていないけれど、半分は下宿人のエピソード。メインのエピソードはドラマチックに盛り上がるのだけど、一つの長編としてはまとまりが悪いような。
『わたしの美しい庭』も似たような構成だけど(こちらは屋上に神社のあるマンション)、まとまりはいい。大きな盛り上がりはないけど、こちらの方が好み
『予告された殺人の記録』
読んでいる間にいろいろ思うことはあったのだけど、解説を読んでみんな吹っ飛んだ
これが取材に基づく実話ベースの小説だって、しかも読んでいるときに想定したいた時代より半世紀ほど後だよ
ということで、全然整理がつかない
それはともかく、脇筋にいいエピソードがあるな、と思っていたら、それが『コレラの時代の愛』に発展するらしいので読むのが楽しみ
『予告された殺人の記録』
読んでいる間にいろいろ思うことはあったのだけど、解説を読んでみんな吹っ飛んだ
これが取材に基づく実話ベースの小説だって、しかも読んでいるときに想定したいた時代より半世紀ほど後だよ
ということで、全然整理がつかない
それはともかく、脇筋にいいエピソードがあるな、と思っていたら、それが『コレラの時代の愛』に発展するらしいので読むのが楽しみ
『マギンティ夫人は死んだ』読了
マープルものみたいな舞台設定で、なぜポアロで? と思ってしまう
真相に関してだけど、自分が昔あることについて勘違いをしていたことを思い出しました(ネタに触れるから、どういう勘違いかはいえないけど)
日本人だから、というか英語ネイティブじゃないから勘違いをしていたのだと思っていたのですが、英国人でも勘違いしがちなことだったんですね
『マギンティ夫人は死んだ』読了
マープルものみたいな舞台設定で、なぜポアロで? と思ってしまう
真相に関してだけど、自分が昔あることについて勘違いをしていたことを思い出しました(ネタに触れるから、どういう勘違いかはいえないけど)
日本人だから、というか英語ネイティブじゃないから勘違いをしていたのだと思っていたのですが、英国人でも勘違いしがちなことだったんですね
久しぶりに読む冒険小説
主人公以外のキャラクターの過去も知りたくなった
ということは、描写の量とかがちょうどいいということなのだろうな
それにしても、スナイパーと冒険小説は相性がいいな
久しぶりにスティーヴン・ハンターを読み返そうかしらん
久しぶりに読む冒険小説
主人公以外のキャラクターの過去も知りたくなった
ということは、描写の量とかがちょうどいいということなのだろうな
それにしても、スナイパーと冒険小説は相性がいいな
久しぶりにスティーヴン・ハンターを読み返そうかしらん
陽子さんは相変わらず陽子さんです、というお話でした
なので、『結婚物語』を読んでる人なら、途中(『銀婚式物語』とか)はとばして、いきなり読んでも問題なし
陽子さんは相変わらず陽子さんです、というお話でした
なので、『結婚物語』を読んでる人なら、途中(『銀婚式物語』とか)はとばして、いきなり読んでも問題なし
読んで数日経つけど、湯船に浸かってぼうっとしていると、ふいに『方舟』のエピローグ部が頭に浮かんで、あれこれ考えてしまったりするくらい尾を引いているし
読んで数日経つけど、湯船に浸かってぼうっとしていると、ふいに『方舟』のエピローグ部が頭に浮かんで、あれこれ考えてしまったりするくらい尾を引いているし
『とむらい機関車』と比べるとはっきり落ちる、という印象
解説でも指摘されている欠点が、気になる、というか、改良案を考えたくなってしまう
『とむらい機関車』と比べるとはっきり落ちる、という印象
解説でも指摘されている欠点が、気になる、というか、改良案を考えたくなってしまう
世評に違わぬ傑作でした
読了直後には、回想シーンとかを入れてキャラクターをもう少し掘り下げた方がいいのではないか、とも思いましたが、それは作品のプロットの方向性とずれてますよね
だから、もっとも効果的な形でプロットを作品に仕上げられていると思い直しました
世評に違わぬ傑作でした
読了直後には、回想シーンとかを入れてキャラクターをもう少し掘り下げた方がいいのではないか、とも思いましたが、それは作品のプロットの方向性とずれてますよね
だから、もっとも効果的な形でプロットを作品に仕上げられていると思い直しました
ミステリ的には、面白いが、期待値ほどではない、というしかないかな、期待値が高すぎるだけ、といわれれば、それまでですが
シリーズものとしては、情報を出し惜しんでる感じがあるのが……その分、シリーズは長く続られるのだろうけど
ミステリ的には、面白いが、期待値ほどではない、というしかないかな、期待値が高すぎるだけ、といわれれば、それまでですが
シリーズものとしては、情報を出し惜しんでる感じがあるのが……その分、シリーズは長く続られるのだろうけど
粒ぞろい、という書評を見かけたけれど、私見では粒は揃ってないです
「黒のビショップ」が頭二つくらい抜けていると思います
その次が、定番の展開になってからがユーモラスな「木苺のなかの魂」かな
粒ぞろい、という書評を見かけたけれど、私見では粒は揃ってないです
「黒のビショップ」が頭二つくらい抜けていると思います
その次が、定番の展開になってからがユーモラスな「木苺のなかの魂」かな
『忘られぬ死』読了
ポアロやマープルが登場しないせいか、地味な扱いの作品だと思うのですが、傑作
短編「黄色いアイリス」を長編化した作品ですが、たぶん「黄色いアイリス」を読んでいる人ほど驚くんじゃないかな
『忘られぬ死』読了
ポアロやマープルが登場しないせいか、地味な扱いの作品だと思うのですが、傑作
短編「黄色いアイリス」を長編化した作品ですが、たぶん「黄色いアイリス」を読んでいる人ほど驚くんじゃないかな